行く秋
2022年11月4日
「行く秋やなぜか同窓会名簿」
今日の季語は「行く秋」。まだ秋の気分なのに暦の上では11月7日は立冬。冬になります。それで今日は「行く秋」で詠んでみました。
季節のせいか、何となく昔の学生時代がなつかしくなります。特になつかしいのが高校時代。受験勉強に追われて辛い時代だったのに、なぜか同級生の顔を思い出します。高校卒業して50年以上が過ぎて、亡くなった人もかなりいます。恩師の先生方はほとんど亡くなられました。このコロナ禍で同窓会をすることもありません。多分死ぬまで同窓会は開かれないでしょう。5年おきに改訂出版される同窓会名簿だけが、同級生600人の消息を知る手がかりです。
みんないろいろなことがあった人生でしょう。今間違いなく人生の最終盤にさしかかっていて、折に触れて昔をなつかしく思っているにちがいありません。秋はどうしても感傷的な気分になります。同窓会名簿の名前をひとつひとつ見ながら顔を思い出し、昔にタイムスリップしています。
昨日には以前描いた倉敷玉島のスケッチに少し手を入れて完成させました。朝の散歩でいつも出会うメス猫のミケちゃんを描き入れました。すこしスケッチに動きが出たと思います。