わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

スズメ(スズメ目・ハタオリドリ科)

2022年5月14日

 

 

今週(5月10日〜16日)は愛鳥週間。自分にとっていちばん身近なスズメを描くことにした。4月のグループスケッチででかけた岡山県立図書館の広場で描いている時、スケッチの合間にパンを食べていたらスズメが数羽寄ってきた。パンくずを投げてやるとすぐ近くまで来たので、カメラに収めた。

 

スズメは「舌切スズメ」の話を幼い頃からよく聞いていたので、とても身近だ。子供の頃、庭にくるスズメを捕まえようと、地面に余ったごはんの粒をまいて、寄ってきたスズメに上からザルをかぶせて捕まえようとしたが、そんな稚拙なやり方で捕まるようなスズメはいなかった。

 

そんな日本中どこにでもいたスズメも、最近は数を減らしている。スズメの姿を見るとホッとする。そして今日初めてじっくりスズメを描いてみて、これまでスズメのことをよく見ていなかったことに気がついた。茶色い頭と顔の黒い斑点がかわいい。羽の模様もきれいだ。

 

図鑑を見ると、スズメ目・ハタオリドリ科となっていた。ハタオリドリってどんな鳥?と思って調べても図鑑にはなかった。てっきりスズメはスズメ目・スズメ科だと思っていた。図鑑のページでスズメのちょっとあとに出て来るカラスは、なんとスズメ目・カラス科だった。スズメとカラスは大ざっぱに言うと同じ仲間と知ってびっくり。そしてさらに調べるとスズメ目の鳥はとても多い。私が普段見ている小鳥たちは皆ズズメ目といってもいいぐらいだ(目や科は分類の体系:上から順に界・門・綱・目・科・属・種となる)。

 

今日のスケッチ

ホワイトワトソン水彩紙 F2

鉛筆とシュミンケ固形水彩絵の具