わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

今日のラジオ基礎英語・ラジオ英会話

2019年12月10日

 

今日の基礎1。手紙やE-mailの文章の末尾の言葉。

Take care(お元気で), Sincerely(心をこめて), Sincerely yours, Regards(敬意をこめて), Best regards, Best wishes(幸運を祈る), Love, Your friendなど。

 

この中で私が一番使うのは、Best wishesです。Take care! は会話の最後、別れ際によく使いますが、私は手紙ではあまり使いません。LoveやYour friend は特別な状況でないと使えないはずです。Sincerely yoursは高校の英語で習いましたが、この言葉は初めて手紙(メール)のやり取りをした人に対してよく使います。何度も手紙を出す人にはBest wishes。そしてさらに気楽な友達には単にBest, とだけ書く時もあります。

 

これらの文末の挨拶の言葉はピリオドで終わらず、必ずコンマで終わると放送の中で講師の人が言っていました。その次に自分の名前が来るからです。私はこれまで出した手紙やメールでうっかりコンマではなくピリオドを使った時もあったかもしれません。冷や汗が出ます。注意を喚起する有り難い基礎1のコメントです。実は、私が数十年前に受けた大学入試の英語問題で、手紙文の英作文が出題されました。形としてはDear ・・・(宛名), から始まって、Sincerely yours, ・・・(差出人)と書けばいいのです。Sincerely のつづりが正しかったかどうか受験直後は気になりましたが、ちゃんとコンマがついているかどうかも大事なポイントですね。

 

その他、友達と一緒に行動する時に便利な言葉が出てきました。

Hang out 「一緒に時間を過ごす」、have fun「楽しむ」、do something 「何かする」、get together 「集まる」、go somewhere 「どこかに行く」。

Let’s hang out again next year. 「また来年いっしょに遊ぼう」

 

基礎2。

まず cub という単語。トラ、ライオンなど獣の子を示します。アメリカ大リーグのシカゴ・カブスの名前でcubを知っている人も多いでしょう。

そして、hold on to 「・・・にしがみつく」。Hold on は「電話を切らずに待つ、がんばる」なので、意味がよく似ているといえば似ています。かつては固定電話で Hold on, please. 「電話を切らずにそのまま待ってください」がよく使われましたが、皆がスマホを持つ今の時代ではこの用法の使用頻度は減っているでしょう。Hold up 「引き上げる、支える」、pull up 「引き上げる」も出てきました。

 

基礎3。

I won’t let that happen. 「そうはさせません」

I won’t let you go. 「あなたを行かせるつもりはありません」

Won’t let ・・・doで「・・・を〜させない」の意味になります。Won’tはwill notの短縮形。Letの用法は、ザ・ビートルズの「Let it be」という歌でもうおなじみです。

 

ラジオ英会話。

Downのもつ意味の広がりというテーマでした。

She is feeling down. 「彼女は落ち込んでいる」

Could you turn the music down, please?「音楽のボリュームを下げてもらえませんか?」

 

Upとdown を対比して用いることもよくあります。

I look up to my father 「私は父を尊敬しています」。Look up to で「尊敬する」となります。逆に「軽蔑するは」look down on。He looks down on me. 「彼は私を軽蔑しています」。

Everybody has emotional ups and downs. 「誰でも感情的な浮き沈みがある」。

 

私にとって思い出深いのは show up です。

She didn’t show up for our first date. 「彼女は最初のデートに現れなかった」。

 

もう何十年も前、日本からカリフォルニアに出かけた時に、空港に着いて、これから訪問する大学方面に行く小型リムジンバスの会社に電話しました。公衆電話のある場所からすぐのところにバス乗り場があったのですが、私は時間があったのでそのバス停の一つ手前のバスターミナルまで歩いてそこで乗車しました。バスが動き出し、運転手は次のバス停で止まって電話をした人(つまり私)が現れるのをかなりの時間待っていました。その時、「私が電話した本人です」と言えば良かったのですが、何か気恥ずかしくて言わずじまい。その運転手さんは “The guy who called me doesn’t show up” と言って憮然とした表情で車を動かし始めました。その時、ああshow upって「現れる」の意味で、こういう風に使うんだとしみじみ分かりました。それと、アメリカ人って結構律儀なんだなあと感心。こんな忘れられない失敗を積み重ねています。

 

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今日のマルちゃん

Avalon 水彩紙 SMサイズ

鉛筆とホルベイン水彩絵の具