わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

高原で トウモロコシと スイカ買う (岡山県加賀郡吉備中央町 吉備高原水彩スケッチ)

2019年7月


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久しぶりのスケッチです。1ヶ月以上ご無沙汰でした。先月はグループ作品展があったので、その準備で全くスケッチに行けず、実はかなり悶々(もんもん)としていました。今日は午前中に来年度作品展の会場打ち合わせが岡山県天神山文化プラザであり、それが終わって一旦自宅に戻ってから、スケッチの準備をして吉備高原にでかけました。吉備高原は自宅から車で45分ほどの距離ですが、ちょっと遠いので、最近10年ぐらいは全く行っていませんでした。7月下旬のグループスケッチで急に吉備高原に行くことになったので、今日はその下見のスケッチです。
 
自宅から車で県道岡山―賀陽線を走ります。この道路は岡山県が空港整備と吉備高原都市の開発のために作ったもので、とても走りやすい高規格の道路です。信号もほとんどないので、車はスピードを出します。高原を走る道で、ドライブにはとてもいい道だと思います。しかし、この吉備高原都市に住んだり、ここに仕事に来たりする人達(県の研究所や民間の工場などがあります)にとっては、ちょっと岡山市街から離れすぎていて何かと不便でしょう。今日久しぶりに来てみると、10年ほど前に来た時の方が、この町には活気があったような気がしました。
 
今日は吉備プラザでスケッチしました。この建物は黒川紀章氏の設計したものだそうで、とてもモダンなユニークな構造です。その建物の円形の回廊の2階部分に上がって高原の緑を描くことにしました。丁度日陰もあって風通しもよく、快適でした。午後2時半からスケッチを始めて、午後4時半まで2時間スケッチしたのですが、夕方になると日曜日なのに建物の周りに誰も人がいなくなって、急に心細くなりました。建物の出入口を閉められたら困ると思い、慌ててスケッチ道具を片付けて一階から外へ。それぐらい人が少ないセンターです。これがこの地区の中心地の賑わいかと思うと、やや寂しくなります。やはり少子高齢化の影響でしょうね。


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帰りにJAの青空市に寄って、名物のトウモロコシ2本ととスイカの大玉を買いました。自宅に帰って夕食に食べましたが、トウモロコシは粒がつやつや光ってとても甘い! スイカはどうかなと、恐る恐る半分、それから更に4分の1切って家族で食べてみると、これもすごく甘い! この青空市の野菜・果物の品質は10年前と同じで秀逸でした。


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ウォーターフォード水彩紙 F6 中目 2枚
青墨筆ペン
シュミンケ固形水彩絵の具
所要時間:2時間