わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

ツユクサの 花に教わる 季節かな

2019年7月5日
 
毎日朝7時過ぎに家の近くを30分ほど散歩します。今日は道端にツユクサを見つけました。梅雨時に青い花がきれいです。今頃の季節から9月ごろまで咲きます。花は明け方に咲き、昼にはしぼみます。花びらは上に大きいのが2枚、下に小さいのが1枚の3枚です。実はこの3枚の花びらの外側に無色の小さな花びら3枚があり、合計6枚の花びらからできています(「柳宗民の雑草ノオト」(毎日新聞社)による)。この花をスケッチしようと思って茎からちぎって家にもって帰ると、花びらがすぐに落ちてしまいます、この花は一日花(1日で花が落ちる花)で、雑草にしてはなかなか可憐な花をつけます。ツユクサはあちこちに生えていて、一本の植物に咲く花の数も多いので、ひとつの花の寿命は短くても植物体全体としての受粉の機会は多くなります。それで種(しゅ)の維持はできるのでしょう。


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3日前、久しぶりに散歩道で馴染みの猫の子に会いました。昨年の秋に歩いていたら、向こうの方から全速力で駆け寄ってきた猫の子がいて、たまたま鳥用に持っていたフランスパン(冬の間、散歩道の終点にある池にカモが飛来するので、パンをやっています)をちぎってやったら、大喜びで食べました。それ以来「ブレッドくん」という名前をつけて(オスっぽい顔つきです)しばらく毎朝パンをやっていましたが、ある日突然いなくなり、先日約半年ぶりに再会しました。相変わらず人なつっこく、毛もきれいなので、どこかで飼われている半野良(半分野良猫)かもしれません。ブレッド君がいなくなった同じ頃に、今度は灰色の桃ちゃん(多分メスです)と三毛猫のミケちゃん(これも多分メス)が現れて、この子たちとも馴染みになりました。この子達は「地域猫」で、どうやら町内の猫好きの人に餌をもらって可愛がられているようです。


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朝の散歩は健康のためにやっていますが、「今日はどの猫の子に会えるだろう」というドキドキ感もまた楽しいです。私が若い頃流行った歌で「いつもの駅でいつも会う セイラー服の女の子 もう来る頃 もう来る頃 来るまで待てぬ僕 ♪」という歌がありましたが、丁度そんな感じです。5年前に我が家で猫を飼い始めて以来、どんな猫を見ても可愛くて仕方ありません。猫は不思議な動物です。どうやらすっかり猫にハマってしまったようです。