わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

梅雨空の 合間を縫って 色塗って (岡山市北区 岡山市立半田山植物園 水彩スケッチ)

2017年7月


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一昨日は島根県西部で、昨日から今日にかけては福岡県西部と大分県で記録的な豪雨となりました。ここ岡山県南部でも先週あたりから時々強い雨に見舞われています。今日は野外スケッチ講座で岡山市の半田山植物園に来ました。ここは岡山市内から近く、比較的スケッチしやすい場所です。幸い今日の天気は薄曇り。梅雨の合間を縫っての久しぶりのスケッチとなりました。
 
植物園に入って両側の階段を登っていくと、次第に岡山市街を見渡せるようになります。ちょうど植物園の正面は小さなバラの花壇になっているので、バラを画面手前に入れて描くと植物園らしい絵になります。今日はモンバル・キャンソンの新品のF6号スケッチブックを縦に見開きにして、植物園の入口付近を描くことにしました。遠景には岡山の市街が入ります。
 
今日は多分蒸し暑いだろうと思ってある程度覚悟して来たのですが、植物園の大きな木立が作ってくれる日陰に入ると、涼しい風が吹いてとても快適でした。植物園の前はJR津山線の線路が走っていて、時々二両つなぎのディーゼル車が音を立てて走って行きます。この列車の音がまた何とも言えず郷愁を呼びます。列車は1時間に何本かしか走らないので、この列車の音がすると気分が落ち着きます。イーゼルを立ててゆったりした気分で3時間。初めに思っていたよりずっと調子よく楽しくスケッチができました。このところ雨が降り続いてどこにもスケッチに行けずイライラしていたのですが、今日スケッチをして、欲求不満の気分がどこかに飛んでいきました。
 
モンバル・キャンソン水彩紙 中目 F6 見開き
青墨筆ペン
シュミンケ固形水彩絵の具
所要時間:3時間