わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

何度でも 描きたくなる この景色 (岡山県総社市 備中国分寺水彩スケッチ)

201411
 

グループで再び備中国分寺に来ました。秋たけなわとなり、木々の葉がかなり色づいています。今日は朝6時頃には小雨が降りましたが、この天気も午前中に急速に回復し、昼前には青空が広がり、汗ばむ程の陽氣になりました。日差しも強く、透明サングラスをかけて、首には日除けのタオルを巻いて絵を描きました。


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空にはうろこ雲か鰯(いわし)雲のような真っ白な雲の塊が群れをつくり、それから筋雲も現れて、本当にきれいな空でした。丁度昨日から今日にかけて、北海道では鰯の大群が浜に何キロメートルも打ち上げられたとか。北海道では寒波が来て海も大荒れのようですが、こちらはのんびりと鰯雲をながめながらのおだやかな秋の一日です。

 

備中国分寺の付近には、日本画家の平山郁夫さんが描いた場所が幾つかあるのですが、今日はそのうちのひとつ(前回とは異なる場所です)で描きました。さすがにプロの画家が選んだ場所だけあって五重塔の姿が綺麗に見えます。


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この季節、五重塔とまわりの木々の色のとりあわせが見事です。この木の葉の色が多分日毎に少しずつ変化していくのでしょうね。それを同じ場所で追いかけていくのも面白いかもしれません。この備中国分寺は私の自宅から車で30分程度で来ることができますので、日頃の風景写生の勉強にはもってこいの場所です。しばらく、何度かここを訪れて、絵を描きたいと思います。



 
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