わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

巡りくる 季節の花と 鳥の声

20133

 

お彼岸を迎え、瀬戸内地方は本当に暖かくなりました。近くの農産物売り場に出かけてみると、お彼岸用の切り花が沢山並べられていて、ああ、本当に春がきたなあと思います。もう小さなチューリップも切り花で売っています。この季節、田のあぜ道を歩くと、オオイヌノフグリの小さな青い花や、ホトケノザの紫色の小さな花が一面に咲いて大変にかわいいですね。植物図鑑を引っ張り出してみたくなるのも、この季節です。我が家の庭で、お彼岸の時期を待っていたように咲くのは、コブシ(モクレン科)の花です。遠くから見ると、一見、大きな木に白いちり紙が沢山ひっかかっているようにみえます。近くの山にもところどころにコブシの木があって、白い花を咲かせています。桜の前に咲く花で、これが咲くと、春を実感します。この季節、ヒヨドリが次々に飛んできて、この白い花を食べていきます。放っておくと、せっかくのきれいな花を全部食べられてしまったりします。

 

今日は、春らしく、花瓶の花を中心にした静物画です。


イメージ 1