わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

再び 犬養毅の 生家へ (岡山県岡山市北区 犬養毅生家・記念館 水彩スケッチ)

2016年7月

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グループで再度、犬養毅の生家・記念館周辺をスケッチしました。今日は朝から日差しがとても強く、初めから戸外でのスケッチは断念しました。犬養毅の生家の裏側に木堂塾(ぼくどうじゅく)という木造平屋の建物があり、その建物の縁側に座らせてもらって、生家の庭の古い井戸と遠くに見えるシュロの木を描きました。

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今日は久しぶりにモンバル・キャンソンのスケッチブックを使い、それを縦に見開きにして描くことにしました。この紙は中目ですが表面がなめらかでまるで細目のような感じです。絵の具の吸い込みがあまりよくないので、ボカシなどの手法に向くのかもしれません。

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筆ペンで線を描いた時はすごく滑らかで、最初に描いた鉛筆の下書きの線も練り消しでよく消えました。色をつけた出来上がりは、ちょっとペタっとした感じ。これが好きかどうかは個人の好みによります。私はもう少しこの紙を使ってみないと、自分に合うかどうか分かりません。筆の動きをある程度食い止めて絵の具の深みが出るアルシュの粗目の紙とは真反対の感覚がします。絵を描いている時の気分もまるで変わってくる感じです。モンバル・キャンソン紙の場合は、筆が立ち止まらないでどんどん進む感じ。発色は明るくていいです。乾くと絵の具の色がやや沈むアルシュ紙とはその意味でも真反対です。お陰で今日の絵は2時間で描き終わりました。暑い中なので、絵が早く出来て満足しました。


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モンバル・キャンソンF6水彩スケッチブック
ぺんてる筆ペン(青墨)
ウインザー・ニュートン固形水彩絵の具
所要時間:2時間