わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

秋風や 子亀飛び込む 水の音 (岡山県岡山市 吉備津彦神社 水彩スケッチ)

20149
 

水彩画のグループで備前一宮の吉備津彦神社に来ました。ここは、私のよく来る場所ですが、いつもは神社の建物を描くことが多いので、今日は神社の境内から鳥居と参道を描くことにしました。鳥居の向こうにはJR吉備線が走っていて、時々二両編成の列車が通り、信号と遮断機が降りる音がします。JR備前一宮駅がすぐ近くです。この線路を越えてずっと昔の参道が伸びていますが、その参道の両側には古い家屋が並び、なかなか魅力的な場所です。また、神社の周辺にも古民家があり、これもまた魅力的です。吉備路の自転車道がここから西に向かって吉備津神社、吉備の古墳群、備中国分寺、総社へと伸びていて、その沿道には広々とした田園風景が広がっています。最近は外国人の自転車に乗る人が多くて、時には10人ぐらいの集団でワイワイ言いながらレンタサイクルのママチャリで走っています。備前一宮駅前にレンタサイクルの店があります。これが何か外国人向けのガイドブックに書いてあるのでしょうね。本当にびっくりするぐらい外国人が多くなりました。

 
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今日は本当に久しぶりのスケッチのような気がします。先週インドネシアのバリ島に行って忙しく走りまわっていたせいでしょう。地元の勝手のわかった場所でのんびり秋風に吹かれながらスケッチ、これ最高ですね! 遠く外国まで行かなくても、自分の住んでいる近くにこんないい場所があるのです。松の木陰で、冷たい水をゆっくり飲んで、絵を描いて、お昼になって弁当を広げて、休憩して、また描いて。今日は本当にリラックスして描けました。神社には大きな池があり、亀が沢山います。若い女性が長い間池のほとりで亀に餌をやっていました。のんびりとした風景です。私が絵を描いていると、石の上で休んでいた子亀がポチャンと水に飛び込みました。本当に秋らしくなりました。


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