わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

シスレー 「モレのロワン運河」 模写

2019729

 

今日は暑くなりました。全国各地で今年の最高気温を記録しました。一方、ヨーロッパ各地でも40℃を超える熱波に襲われています。ロンドンでは地下鉄の車内が暑いので、用がない人はなるべく乗らないようにとの注意が出たそうです。パリもベルリンもとんでもない暑さとか。数年前の夏には、フランスが異常高温に見舞われ、エアコンを付けていない家庭が多いパリでは、高齢者を中心に多数の死者がでました。異常気象が、異常ではなく、当たり前になりつつあります。

 

今日は暑くて外へ出られないので、エアコンの効いた涼しい部屋でシスレーの絵の模写をしました。1892年の作品「モレのロワン運河」です。この時代は、まだパリやその近郊では現代のような暑い夏は経験しなかったでしょう。絵を見ると、夏の日を浴びるロワン運河沿いの道を歩く人も涼しそうです。木々の葉も、光を浴びて輝いています。雲の様子から風もありそうです。こんなところでゆったい座ってスケッチできたら幸せだろうなあ、と思いながら2時間。ざっとですが、模写ができました。



イメージ 1

 

モンバルキャンソン水彩紙 中目 F4

青墨筆ペン(あかしやThinLine

ウインザー・ニュートン固形水彩絵の具

所要時間:2時間