わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

春来たと 喜ばせた後 震えさせ (岡山県倉敷市玉島 溜川(ためがわ)水彩スケッチ)

2016年2月

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先月は雨で流れた第4木曜スケッチ会の「倉敷玉島 留川(ためがわ)スケッチ」。今月の第4木曜日である今日は、「真冬並みの寒さ」という天気予報にもかかわらず、5人が集まりました。朝9時半に予め決めていた集合場所の玉島図書館前に来てみると、明るい日差しがあり、空は青く晴れて風も寒さもなく、天気予報とは違って素晴らしいスケッチ日和に思えました。透明感のある水と明るい空、そして古い民家が川沿いにならぶ風景を目の前にして、みんな興奮気味にスケッチ開始。しかし、時間が経つにつれて空が曇り始め、次第に溜川の川面を冷気がしんしんと伝ってくるのがよく分かりました。


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今日は初めから寒さを予想して、一番小さいサイズ(SM)のスケッチブックに描きました。これだと1時間で描き上がります。今回、やはりこれが正解でした。昼前になると寒さがこたえ始めて、もう早く切り上げてお昼を食べに行こう、という気分が強くなりました。


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11時半に全員で集まって、近くの蕎麦屋へ行きました。この蕎麦屋は大変美味しいという噂だったので、ぜひ行ってみたかったのです。しかし、あいにく店主の方が最近亡くなられて、店は閉じられていました。次に行った和食の店も本日休業。それで最後に大衆食堂のような店に入りました。ここも美味しいとの評判でした。確かに、居心地の良い、あっさりした雰囲気の店で、注文したチャーシュー麺も安くて美味しかったです。


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体が温まったところで、皆で図書館前に集まって講評会。まだ絵が出来上がっていない人が多かったのですが、どの絵も冬の溜川の雰囲気がよく出ていて、よかったと思います。私の絵は、自分ではめずらしく、鉛筆の線の上に淡彩で色をのせました。いつもの筆ペンの方が私らしくていいのかもしれませんが、たまには変わったこともしたくなります。また来月も、この同じ場所で描きます。来月は溜川周辺もきっと随分春めいていることでしょう。この玉島図書館の駐車場広場、図書館でトイレも借りられるし、近くで甘い食べ物も手に入るし、風景スケッチには大変良い場所です。


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鉛筆