わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

おはなはん 今でも居そう 伊予大洲 (愛媛県大洲市 水彩スケッチ)

2015年11月

イメージ 1

イメージ 2

 
NHK連続テレビ小説おはなはん」の舞台となった愛媛県大洲(おおず)市に来ました。悪天候の中、バススケッチに参加して初めて訪れた大洲。期待通りの町でした。バスを降りた瞬間、何か懐かしい風景が目の前に広がります。「おはなはん」のロケも当然ここで行われたのですが、あのテレビ小説が放送された昭和41年~42年、つまり今から50年近く前、私が高校3年生の当時の田舎の町の雰囲気がそのまま手つかずで残されているという感じです。
 
イメージ 3


その「おはなはん」のロケに使われた「おはなはん通り」を今日は描きました。天気は曇り時々小雨でした。昨日は震えるほど寒かったので、今日は用心して、昨日買ったばかりのユニクロヒートテック「極暖」の下着を着込んで来ました。実は昨晩、風呂から上がってこの新品の下着に着替えて寝床についたのですが、夜中に何度も目が覚めてしまいました。原因はこの「極暖」でした。夜中に「ヒート」で体が暑くなり過ぎたのです。でも、今日もきっと寒いに違いないと思ってそのまま着替えず、さらにその上に厚めのカッターシャツ、セーター、ウインドヤッケを着て、厚めの靴下をはき、更にリュックサックには羽毛のチョッキ、雨具の簡易レインコート、毛糸の手袋、おまけにあったかカイロ「どんと」2個まで持ってきてしまいました。絵を描きながら、さすがに暑くて気持ち悪くなり、上を全部脱いでカッターシャツ1枚になりました。


イメージ 4

 
大洲の町は、観光客はそれほど多くはなかったのですが、ちょうど一番の名所の「おはなはん通り」の入り口付近で絵を描いていたため、比較的沢山の人たちが通りがかりに絵を眺めて下さいました。しかし、時々雨が降ってきたので、水彩紙には思うように色はのせられませんでした。そして2時間半ほどして雨がかなり強くなったので、今日は早々に切り上げることにました。まあ今日は、全体の形をとって薄く彩色した程度で終わりましたが、この天候では仕方ありません。


イメージ 5

イメージ 6

 
帰りに、初めにバスから降りて来た道を中心に、もう一度町を歩いて見ました。お店には新鮮な地元の野菜や果物(大根、ミカン、柿、ギンナンなど)が沢山並んでいました。ミカンと柿をそれぞれ一袋ずつと山芋を買いました。


イメージ 7

イメージ 8


それとお菓子屋さんで地元の銘菓「志ぐれ餅」を買いました。説明書きには、このお菓子は「大洲藩江戸家中内の秘宝菓子として今日に伝え及んだものであります」とありました。家に帰って、お茶と一緒にいただくと、あずきの入った甘さ控えめの餅菓子で、とても美味しく、歴史を感じさせる味でした。


イメージ 9


大洲、いい町です。四国はどこに行っても人々が優しく、人情に溢れていると思います。


イメージ 10

イメージ 11





イメージ 12