わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

映画「日本のいちばん長い日」

2015年9月2日
 

映画「日本のいちばん長い日」を見ました。文春文庫の「日本のいちばん長い日(決定版)」(半藤一利著)を最近買って途中まで読んでいましたが、映画が評判なので、それをとにかく先に見ることにしました。



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1945年8月14日昭和天皇ポツダム宣言受諾を決め、翌日15日正午玉音放送で国民に終戦を告げるラジオ放送をするまでの息の詰まるような緊迫した一日が描かれています。


昭和天皇を演じる本木雅弘、阿南陸相を演じる役所広司鈴木貫太郎内閣総理大臣を演じる山崎努、クーデータを画策する陸軍青年将校を演じる松坂桃季、どの俳優さんも演技が非常に上手いです。終戦70年。終戦時の日本の姿がリアルに再現されています。「ああ、終戦の時ってこんなだったんだ」と日本の現・近代史の重要な1ページを具体的に知ることができる大事な映画だと思いました。映画館は平日の朝だったので入場者が少なめ。しかも中高年の人が多かったのですが、若い人たちにも是非見てもらいたい映画です。