わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

猫のいる暮らし

2015年5月4日

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昨年の11月に我が家に猫のノーム君(愛称マルちゃん)が来て以来、ほぼ半年が過ぎました。これまでは寒くてシャンプーをしなかったのですが、だいぶ気温も上がってきたので、初めてシャンプーをしてやることにしました。風呂場に連れてきて、まず「毛の油落とし」を全身の毛をほぐしながら体全体に丁寧に塗りつけます。この段階で、かなり嫌がりあばれました。普段は鳴く時はおとなしい鳴き声なのですが、今回はこんな声が出るんだとびっくりするぐらい大きな声で「ニャアニャア」鳴きました。多分不安だったのでしょう。それでも無理やり体を抑えて、温かいお湯をシャワーでかけてやります。次にシャンプーを手のひらに広げて体全体につけて、やさしく毛と皮膚を洗ってやりました。ノーム君、嫌がって風呂場の浴槽のカバーの上を逃げまわるのですが、なんとか手で抑えてシャンプー完了です。この間、「ニャアニャア」大声を出し続けるので、風呂場に鳴き声が反響して、ご近所に丸聞こえです。その後、バスタオルを3回替えて、水気をふきとりました。そしてドライヤーで体を乾かそうとしたのですが、このドライヤーの音と温風を嫌がって、風呂場の隅の手の届かない所に隠れてしまいました。仕方が無いので、風呂場の入り口を開けてやると、2階の自分の部屋に一目散に駆け上がりました。この間、噛み付いたり爪を立てたりはしませんでした。しかし、体が十分乾いていなかったので、気化熱で体温を奪われて、特にお腹が冷えたかもしれません。ちょっとくしゃみを始めたので、風邪をひいたかな、と心配しましたが、その後、食欲もあり体調に変化は無さそうだったので安心しました。

 
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この日はこのシャンプーがショックだったようで、私が呼んでも最初は寄り付きませんでした。しかし、そのうち、体の湿り気がとれて、シャンプーで汚れの取れた毛がさらさらし始めると、自分でも気持ちがいいらしく、機嫌をなおして、いつもの様に私の机の上に飛び乗って来て、手を舐めて、パソコンの横にゴロンと横になりました。

 

シャンプーがストレスだったのは、いつもの午後の排便が大幅に(まる1日)遅れたことからも分かります。きっとすごく緊張してうんちも出なくなったんですね。人間も同じなのでよく分かります。今は久しぶりに体が綺麗になって、もとの生活のペースに戻ってゆったりとしています。我が家で初めてのシヤンプーは、ノーム君も疲れましたが、私も疲れました。



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