わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

吉備路自転車道 「吉備の中山」 (岡山県岡山市北区)

2015年2月

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吉備自転車道岡山市側の実質的出発点、「JR備前一宮駅」から「吉備津彦神社」を経て、「鼻ぐり塚」まで2キロメートル、そしてさらに500メートルで「吉備津神社」です。吉備津彦神社から自転車で5分余りで吉備津神社に到着となります。吉備津神社広島県安芸の宮島厳島(いつくしま)神社とならぶ山陽道屈指の古い神社です。本殿と拝殿は室町初期に焼失後再建されたもので、国宝です。吉備津神社の前には長い松並木の参道がありますので、すぐにそれと分かります。水田の中に伸びる参道はJR吉備線吉備津駅の前から吉備津神社まで延々と続いていて、描いてみたいスケッチポイントです。



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この参道から見ると両側に広い水田が広がっていて、田植えの時期、イネがすくすくと成長している夏の時期、そして秋の稲穂が黄金色に輝く収穫の時期のいずれも魅力的です。この田園風景も大事なスケッチポイントです。今日は2月なので、まだ何もない田んぼの風景を描きました。参道から、いま自転車で走って来た道を振り返って岡山市街の方向を見た風景になります。右手には有名な吉備の中山(なかやま)が見えています。


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今日は2月とはとても思えない暖かさとなりました。2月というとふつう厳冬というイメージなのですが、地球温暖化が進んでいるせいでしょうか、4月初めぐらいの陽氣に感じられます。参道から少し離れた田んぼの縁にイーゼルを立ててスケッチをしました。今日は広い風景なので久しぶりにF6の見開きです。広い風景のスケッチは気持ちがいいです。それに画面が広いので気持ちものびのびしてきます。暖かいし、天気は良いし、気分は最高でした。イーゼルの足元をみると、オオイヌノフグリホトケノザが可愛く花を開いていました。この時期に田んぼのあぜに咲く花です。


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田んぼを描くのは何となく好きです。今日はF6見開きなのに、気分がよくて、午前1時間・午後1時間半の計2時間半で絵が仕上がりました。



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ラングトン水彩紙 F6 中目 見開き、ペンテル筆ペン、ウィンザーニュートン固形水彩絵具 (2時間半)