わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

ツツピーと カアカアの声に 包まれて (岡山県岡山市北区郊外 水彩スケッチ)

2015年2月

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今朝は朝7時のいつもの散歩にスケッチ道具をぶら下げていきました。早朝からスケッチを始めるとどんな感じなのか様子を見たかったのです。絵の道具は、なるべく持ち物が少なくなるよう昨晩手提げバックに用意しておきました。筆4本、水はペットボトル1本、絵の具、スケッチブックはなるべく小型ということでSMサイズより少しだけ大きいものを準備しました。それと携帯椅子です。

 

いつも会う20人ほどの小学生の集団を追い越して、道を少しだけ登って全体の景色を見渡せる場所でスケッチ開始です。「ツツピー・ツツピー」とシジュウカラの鳴き声が聞こえます。カラスも「カアカア」と鳴いています。下の小道を通って行く小学生の元気な声が行き過ぎて、しばらくすると近くの小学校から月曜日の全校朝礼の開始を知らせる校内放送が聞こえてきました。

 
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朝の気温は4, 5℃です。まだ冷えますが、日が差すと遠くの樹林や目の前の畑が鮮やかに輝きます。早春の里山風景です。今日のスケッチ時間は1時間半。遠くで農家の人が火を炊いていて煙がたなびいていました。今日はそれを絵に入れました。今日使った水彩紙はブレダン紙(Bresdin)。国産のコットンの版画紙で水彩にも使えます。紙の色がナチュラルで太陽光を反射しないので、目を痛めやすい夏の野外スケッチなどには向きそうです。しかし、絵の具の吸い込みは悪いです。それを上手く使って面白い絵が描けるかもしれないですけどね。今日は最後に描き入れた煙の部分がなかなか乾かなくて困りました。最後はスケッチブックを平に手で支えながら歩いて帰りました。    


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