褒め過ぎの人　なんだ　保険の勧誘かあ　　（岡山県岡山市　岡山県総合グラウンド　水彩スケッチ）

2014年8月

グループで岡山県総合グラウンドの２回目のスケッチをしました。昨日は広島市で集中豪雨と土砂災害で多数の死者と行方不明者がでました。岡山県も広島県と地質的にはかなり似ているそうなので、他人事ではありません。幸い今日は雨は降らず、朝から強い日差しが照りつけました。総合グラウンドは前回書いたように、樹木が多い広い公園なので、夏でも木陰に入ると涼しい風が吹き、まるで別世界です。今日も前回同様、涼しい風の吹き抜ける木立と地面の木漏れ日を描きたいと思い、スケッチをスタートしました。前回一度同じ場所でやっているので、かなり気分は楽です。しかし、今日はF６スケッチブックの見開きです。この広い画面に木ばかりを描くのはむずかしいと思うのですが、これがはたして上手くいくかどうか、挑戦でした。ここに植えられている木はほとんどが「モミジバフウ」いう木です。よく街路樹になったり公園に植えられたりしていて、秋の紅葉がきれいです。

スケッチはいつものように筆ペンで主な木の幹とむこうに見える芝生のラインだけをまず描き、あとは適当に混ぜた絵の具を使って筆で輪郭線を描きました。木の葉は筆で調子をとりながら描きました。人物や自転車は筆ペンで線描きをせず、あとで筆で描き加えました。芝生ではサーカーに興じる子供たちがいたので、絵が一応完成した後にその部分を加筆しました。

絵を描いていると、通りがかったかわいい小学生の女の子二人が「すごい！」とほめてくれました。これは素直にうれしかったですね。しかし、その後二人の制服姿の若い女性が近づいてきて、私の絵をベタ褒めしてくれたのですが、よく聞くと保険の勧誘でした。褒められて、おだてられて、乗せられて、というところでしょうか。やたら褒め過ぎの人には用心したほうが良さそうです。