わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

朝夕の 散歩で出会う 君とぼく (岡山県 岡山市郊外 水彩スケッチ)

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今年3月に退職して4ヶ月が過ぎました。時々外に出かける時以外は、基本的に朝6時半頃から40分のウオーキングと夕方6時前に20分のサイクリングを欠かさず続けています。出かけるのはいつも自宅のそばの水田とハウスの広がる田舎道です。いつも小型の手帳とデジカメをもっていて、特に朝晩のきれいな空に広がる雲や田んぼの風景を写真に撮り、また2, 3分で簡単にペンを使ってスケッチしています。


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空に広がる雲にはいつも感動します。「雲は天才だね」と、誰かが言っていたような言葉を、私もいつも発して、立ち止まって写真を撮ります。


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また、この田舎の散歩中に、いろいろな生き物に出会います。植物は野の花が次々と花を咲かせ、稲はぐんぐん成長し、ぶどうは大きな房をつけ、動物は元気で鳴いたり飛んだり動いたり、そして寿命がきてころりと道端にころがっていたり……。こうやってうつりゆく季節のなかで、豊かな里山の風景が展開しています。


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私がよく出会う動物たちは、カエル、しおからトンボ、赤とんぼ、ハグロトンボ、モンシロチョウ、アゲハチョウ、セミ、鳩、雀、ツバメ、カモ、サギ、カラスなど、どこでも普通にいるものが多いのですが、時々、キジ、モグラなんかにも出会います。一昨日はなんと50年ぶりぐらいにタマムシ(玉虫)を見つけました。あの玉虫厨子の玉虫です。小学生低学年の時に夏休みの昆虫採集をしていて、たまたま見つけてドキドキしたのを思い出しました。


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梅雨が明けて、セミがうるさいぐらいに鳴き始め、散歩道にも時々寿命のきたセミが転がっています。アブラゼミクマゼミです。先週行ってきた東北地方ではミンミンゼミが沢山鳴いていました。私の家の近くではツクツクボウシ7月中旬から鳴いていて、まだ秋じゃないよ、と言いたくなるのですが、このツクツクボウシの早鳴きは、日本では岡山県長崎県で見られるそうです。不思議ですね。今日は昨日の散歩道でみつけたセミを一筆描きで描きました。


 
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