わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

赤い石州瓦の美しい町・鳥取県倉吉市

20126

 

鳥取県倉吉市で開かれた第12SUN-IN未来ウオークに行ってきました。

初日はあいにくの雨で、歩くのはあきらめて、その代わりに赤い石州瓦の美しい白壁土蔵の町をスケッチしました。なんとも言えない穏やかさ、静けさと昔の日本の香り。特に赤瓦の家並みの美しさは格別です。山陰地方にはこんな美しい町が昔のままの姿で残っているんですね!


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描きたい場所はあちこちにあります。多くの江戸時代の商家や民家が歴史を感じさせます。崩れかけた民家の土蔵などには特に魅力を感じます。街中を流れる玉川の流れもきれいです。

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一晩倉吉の旅館に泊まり、翌朝朝5時から再び町を歩いて、たまたまぶつかった「倉吉ふるさと工芸館」前のベンチに座ってスケッチをしました。時折、犬の散歩で通りかかる人がいるぐらいで、車も全く走らない静かな朝です。日曜になのに登校するのでしょうか、自転車の高校生が元気よく「おはようございます!」とあいさつしてくれます。天気も回復に向かい、空の雲の間から光が満ちてきました。


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朝9時にウオーキング会場に向かい、倉吉の町を歩く10キロコースに参加しました。打吹公園を通って、町はずれののどかな田園地帯を通り、後半は倉吉の古い街並みをめぐるコースです。奈良時代からの街道で、かの伊能忠敬200年前に歩いた道だそうです。古い街並みに差し掛かったころ、ちょうど正午を告げる「ふるさと」のメロディーが町中に流れ、何だか涙が出るほど感激してしまいました。こんな美しい日本の町を大事に守っている人々に感謝です。

そして連日40km30kmウオーキングに挑む人たちに拍手です。


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