わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

春雪

2023年2月15日

 

「春雪や野猫の背にも白きもの」

 

今日は寒くなりました。午前中は雪もちらほら。やや暖かい日が2、3日続いたあとの寒波なので体調の維持が難しくなります。なるべく体を冷やさないようにしたいものです。

 

今日の季語は「春雪」。まだまだ春は遠い感じなので春雪という季語もやや今の時期の雪を表現している気がしませんが、しかし暦の上ではもう春に入っています。あと1週間ぐらい我慢したら暖かくなるのではと期待しています。

 

「春雪」を季語にした句を一つ。

 

「淡雪のつもるつもりや砂の上」   久保田万太郎

 

「つもるつもりや」とは、つもりにつもる、どんどんつもるという意味でしょうか。それとも、つもるつもりなのかと雪に問うているのでしょうか。砂の上は雪がつもりやすいのは確か。それを観察して詠んだ句です。

 

 

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