挿し木
2022年7月9日
「雨上がる挿し木でつなぐ命かな」
1ヶ月前に大きく成長したゼラニウムの茎を挿し木用に10本ほど切って赤玉土の入ったビニールポットに挿しておいた。毎日乾燥気味に管理してきたが、葉は枯れることなく元気な緑色で、中には新たに花を咲かせている茎もある。もう多分うまく発根しているのではと思ってビニールポットから取り出してみた。
予想通り、ほとんどの茎が根を出していた。かなりこんもりと根を張っているのもあれば、ほんの少ししか根が無いものもある。どれも大事に取り出して、新しい培養土の入った大きめの鉢に寄せ植えにした。
ゼラニウムの赤い花を見ると元気になる。夏の暑い間は涼しい半日陰の場所に鉢を置き、気温が下がってきたら表に出したい。この小さなゼラニウムの株の成長が楽しみだ。こうしてみると、ゼラニウムでもなんでも、植物の多くが挿し木で次々に命をつなぐことがわかる。植物は本当に淡々と生きていて、たくましい。
今日は「挿し木」が春の季語。「ゼラニウム」を一緒に使おうとしたが夏の季語だと分かった。