わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

久しぶりのスケッチ作品展開催は、やっぱりワクワクする

2022年4月19日

 

新型コロナ禍で、2019年6月以来約3年ぶりの開催となった作品展。長い空白だったが、やっと光が見えてきたという実感がする。今日はその作品展の初日。昨日朝9時の作品搬入がやはり一番のビッグイベントだった。会場を設営する時の活気。会場の壁面にきれいに絵が並んで皆でその絵を眺めた時の感動。何と言ってもこれが作品展最大の楽しみだ。会期中の来場者との対応も楽しいが、最初の設営時の興奮には劣る。

 

使っている場所は岡山県の美術展示施設。年々改良が進められ、今はすべての面で使いやすい施設になった。新型コロナ感染対策も万全だ。会場の換気が気になっていたが、実際行ってみると換気の空気がよく流れて、部屋の中が寒く感じられるほどだった。来場者には入り口で名前・住所。電話番号を記入してもらい、検温と手指消毒もお願いした。

 

今回は新聞の地方欄に作品展の開催を知らせる記事をお願いしたほかは、いつもやっているはがきでの案内は全くしなかった。はがきを受け取った人がわざわざ新型コロナの感染リスクを負ってまで会場に足を運んでいただくのが申し訳ないと思ったからだ。それでも今日は40人余が来てくださった。8時間で40人ということは1時間平均5人。これだと絶対密にはならない。安心だ。お客さんが少なくて喜ぶというのは妙だけれど、安心安全な作品展が嬉しい。これだと来場者はコロナ前の3分の1以下になるかもしれない。

 

まあ少しずつ立ち直ることにしよう。アートの力は強い。アート愛好者の気持ちも強い。一つずつまた積み重ねていきたい。