わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

ニシンそば

2021年12月15日

 

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今日はなんとニシンそば。ニシンが手に入るなんでびっくりです。昨日行ったスーパーの魚売り場の端の方でなんとなく目に入った「ニシンのうま煮」。「わあー、久しぶり!」と思わず手に取りました。ニシンの身が3つ入っています。すぐに買い物かごの中へ。売り場に2袋しか置いてなかったので、遠慮して1袋だけ買いました。他に買いたい人もいるでしょう。

 

袋を見ると、中のニシンはロシア産またはアメリカ産とありました。冷凍のズワイガニもこれと同じでロシア産またはアメリカ産です。昔もニシンをそんなに頻繁に口にした記憶はありませんが、最近は特に食べる機会が激減しました。それでも10年ぐらい前まではスーパーに売っていたのに、今は全く見ません。今回は本当に久しぶり。

 

すぐにニシンそばを作ることに決めて、そばを探しました。そばは普通の袋入りの柔らかいそば(名前は「出雲そば」)を買いました。そばは、本当はスーパーで売っているそばより乾麺をゆがいて食べた方がおいしいと思います。私は「出雲そば」の本場、島根県松江の出身です。松江に行かれたら分かりますが、市内に評判の店が2,3軒あり、どこも路地に面したぱっとしない古い木造の店構えです。こんなところで食べて本当においしいのかなと思って入って注文すると、それがとんでもなくおいしい!このおいしい出雲そばの乾麺や半生のそばを市内で作って売っていますが、インターネットで探してもみつかりません。

 

いづれにしても本物の出雲そばを使ったニシンそばを作るのはどうやら困難なので、今日は普通のスーパーのそばとニシンのうま煮でニシンそばをつくりました。だしは、クックパッドの記事を参考にして、しょうゆ、みりん、砂糖、酒、白だしを混ぜてつくりました。ぶなしめじをだしに入れて沸騰させ、そこにそばを入れ、ニシンのうま煮を入れ、全体を温めて、最後に刻みネギをいれて出来上がり。

 

もうこれが人生最後のニシンそばか・・・と思いながら味わっていただきました。もし、来週スーパーに行って、またニシンのうま煮が置いてあったら、その時はそれを大事に大晦日まで取っておいて、家族の年越しそばに使いたいと思います。