わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

大霜

2021年12月14日

 

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今朝はこの冬一番の冷え込みでした。辺り一面、霜で真っ白。朝の散歩道で出会う高齢の男性も「今日はぼっけえ寒いなあ。大霜じゃ」と岡山弁で話しかけてきました。「大雪」はよく言うけれど「大霜」なんて言葉あるのかなあ、これは岡山弁かなあ、と思って岩波広辞苑第7版を引くと、ちゃんと大霜が出ていました。

 

おおしも(大霜)  一面に甚だしくおりた霜。

 

NHK朝の連続テレビ小説の『カムカムエヴリバディ』では岡山が舞台です。岡山が舞台の朝ドラは初めてではないでしょうか。地元岡山は盛り上がっています。ドラマに出演している俳優さんの話す岡山弁がうまくて感動します。「でえれえ」(すごく)うまいです。

 

ドラマの中で安子が偶然道で出会ったアメリ進駐軍の士官が安子を進駐軍のオフィスに招待する場面がありました。あれは岡山市にある旧陸軍第17師団の関連建築物で、現在はレストランなどに使われている歴史的建造物です。私が現役で仕事をしていた頃は、あの建物があるスポーツ公園を毎朝6時半に横切って職場に行っていました。今もスケッチでよく訪れる場所です。今朝はあの辺りも大霜だったでしょう。

 

今日は大霜の道を散歩して、帰宅してから近くのスーパーで西洋ナシを買いました。これまでは山形産でしたが、今日のは青森産。我が家では最近朝の食卓にフルーツとして西洋ナシが並ぶことが増えました。独特の味と香り。柔らかくて食べやすい。

 

岡山市は、朝はとても冷えたのですが、昼間は明るい青空が広がりました。