わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

障子張り

2020年12月25日

 

師走の大掃除開始。とは言っても、やるのはいつも窓拭きとエアコン掃除と煤払いぐらいです。今年は少し頑張って、障子を一部張り替えることにしました。うちの猫が早朝、障子に映る庭の木に止まる小鳥の影に興奮して飛びつき、ところどころ破いてしまっているからです。これまでは破けたところは小さな障子紙を切って貼って応急的に直していましたが、直した跡がたくさんになり、さすがにみっともなくなりました。

 

今日は初め小さな障子2枚と大きな障子2枚の合計4枚を全面張り替えのつもりでスタートしました。しかし、まず古い紙を丁寧に取り除き、古い糊を落とし、それが乾いてから新しく糊をつけ、それからサイズに切った障子紙を貼るという一連の作業が、小さな障子2枚をやってみて結構大変なことがわかりました。障子は外して、平らなところで作業をする必要があります。小さな障子の方は比較的簡単に出来たのですが、大きな障子になると、そもそもそれを横に出来るスペースが部屋の床にはありません。

 

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それで大きな障子全体を張り替えることは諦めて、全部で7段あるさんの下3段分だけ張り替えることにしました。古い糊を落とすところまでは、障子を壁に立てかけてできましたが、さんに糊をつけてその上に紙を貼る作業は無理でした。紙が重くて、しかも水で溶いた糊の粘着力が弱いので、せっかく張った紙がすぐにずり落ちるのです。それで部屋の片隅にあるやや大きめの机の上に障子を水平に乗せる形で、なんとか紙を貼ることができました。

 

障子張りも馬鹿にできません。すぐにやれると思って気楽にスタートしたのですが、一日仕事になってしまいました。