わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

草の芽

2023年2月10日 今日は一日中冷たい雨。昨日スケッチした造山古墳集落の絵に、今日は午後から手を加えました。昨日の段階では全体にボーとした感じの絵だったので、すこし近景に力強いタッチをと思い、民家の色を強くし、さらに昨日写した写真に写って…

春きざす

2023年2月9日 「春きざす古墳の里を描く朝」 今日はスケッチ会。19名の参加でした。新しい会員が一人増えました。岡山市北区の造山(つくりやま)古墳に初めて来た人が結構いました。私も今回7年ぶりのスケッチ。朝のうちは春らしい陽気。気持ちよ…

たんぽぽ

2023年2月8日 「たんぽぽや古墳の上を渡る風」 明日のスケッチ会の下見で岡山市北区の造山(つくりやま)古墳に行きました。今日は晴れで暖かく、最高気温13℃でした。 造山古墳は全国第4位の規模の前方後円墳です。古墳の上まで登れます。上からは…

春遠し

2023年2月7日 木曜スケッチ会(岡山)のお知らせです。 日時:2023年2月9日(木)9:30〜12:30 場所:岡山市北区 造山古墳 古墳下の駐車場に集合してください。当日は曇り時々晴れの予報。最高気温9℃です。暖かくしてお出かけください…

春立つ

2023年2月6日 「春立つや机の上が片付かぬ」 立春を過ぎて、暦の上でも俳句の世界でも春なのですが、まだまだ寒さが厳しいです。昨年暮れに部屋の大掃除をしてずいぶんきれいにしたはずなのに、また机の上や周りが雑然としてきました。実は自分の部屋…

初午(はつうま)

2023年2月5日 「初午や作品展を今日閉じる」 今日は初午(はつうま)。先週火曜日に始まった水彩グループ作品展が今日最終日となりました。会場に来ていただいた300名あまりの皆さんには感謝です。今回が第6回。第7回は早くも今年8月に予定され…

立春

2023年2月4日 「立春やふくらむつぼみ風にゆれ」 今日は立春。暦の上では今日から春。従って俳句歳時記も今日から春の部。季語は「立春」です。『新版今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフイア文庫)で「立春」を見てみました。 「一年の最初の…

節分

2023年2月3日 「節分やいつも会う猫今日どこに」 今日は節分。したがって今日の俳句の季語は「節分」です。今朝の散歩道。いつも会う子猫二匹のうち、黒猫が出てきませんでした。寒い時期なので心配になります。元気でいてくれればいいのですが。兄弟…

春近し

2023年2月2日 「春近しホットミルクをすする午後」 少し気温が上がったと思ったらまた低温。しばらくはこんな天気が続きそうです。幸い瀬戸内地方は比較的温暖で雪はほとんど降りません。子供の頃は冬の雪が多い日本海側に住んでいたので、雪の大変さ…

二月

2023年2月1日 「光増し命うごめく二月かな」 今日から2月。すこし暖かくなりました。これから三寒四温で寒い日と暖かい日を繰り返しながら次第に春に近づきます。今日は木曜スケッチ会作品展の2日目。約50名の来場者がありました。初日の昨日も約…

冬萌(ふゆもえ)

2023年1月31日 「冬萌や高校生と絵の交流」 今日から私達の水彩スケッチグループ20名の作品展が始まりました。会場には同時開催の岡山県高校美術展に参加する高校生たちが来てくれて、思いがけない交流ができました。皆美術部に所属する生徒さんた…

春待つ

2023年1月30日 「春待つや庭の小鳥の賑やかさ」 朝食のりんごの切れ端を、庭木に吊るしたらせん形餌台に置いたら、今年初めてのメジロが来ました。それ以外にも雀やヒヨドリは朝から餌を求めて飛び回っています。 Twitter で愛鳥家の写真や動画をフォ…

葉牡丹

2023年1月29日 「葉牡丹や淋しき庭の救世主」 今日の季語は「葉牡丹」。ここで詠んだ通り、葉牡丹は冬の何もない庭に明るさをくれる貴重な植物です。何となく一般的過ぎて自分で買うのはためらわれるのですが、今年は妻が近くの園芸店で買ってきまし…

底冷え

2023年1月28日 「底冷えや洗濯物を揺らす風」 寒さの厳しい毎日が続きます。一日中暖房(エアコン)をつけっぱなしで、電気代も心配になります。夕方になると早めにシャッターを下ろして断熱効果・防寒効果をねらっていますが、あまり効果がないよう…

俳句ポスト365 兼題「落葉」

2023年1月27日 「落葉や野に一台の錆びたバス」 松山市の俳句ポスト365に投句しています。今回の兼題は「落葉」。上の句が初級金曜入選となりました。車で走っていると、近所でもバスが放置されている場所があります、もう長い間使われなくて錆び…

雪山

2023年1月26日 「雪山や比良から望む滋賀の海」 今日の季語は「雪山」。全国で記録的な寒さとなり、日本海側を中心に大雪になっています。若い頃は雪山に憧れがありました。夏は夫婦で1年間に30ピークぐらい登る山好きでしたが、冬山の経験は殆ど…

厳寒

2023年1月25日 「厳寒やブタひき肉のだんご鍋」 寒くなりました。今朝の岡山市の最低気温はマイナス5℃。地面が雪で覆われていました。7時過ぎに、滑らないように足元に気をつけながら散歩へ。こんな寒い朝でも雪道には既に犬の散歩の足跡が。野猫た…

雪空

2023年1月24日 「雪空やさあ来週は絵画展」 木曜スケッチ会(岡山)第6回作品展を開催します。 日時:2023年1月31日(火)〜2月5日(日) 場所:岡山市北区 岡山県天神山文化プラザ第3展示室 会員20名の水彩風景画約60点を展示します…

裸木

2023年1月23日 「裸木やズームで探る鳥の影」 今日は朝から冷たい雨。ひょっとしたらみぞれになるのではと思うような寒さでした。こんな雨の中でも雀は餌を食べにやってきます。庭に置いた皿には小鳥の餌。そして庭木に吊るした餌皿にはひまわりの種…

新春(初春)

2023年1月22日 「新春や今宵ワルツのコンサート」 今日は旧暦の正月(旧正月)。午後から岡山シンフォニーホールで開かれた岡山フィルニューイヤー・コンサートに出かけました。 今日の演目はヨハン・シュトラウスのワルツと喜歌劇『こうもり』。岡山…

冬晴

2023年1月21日 「冬晴や声高々と群れ鴉(からす)」 土曜日の朝。透き通るような冷たさ、寒さ。空はきれいに晴れていますが、これから先今晩あたりから寒波が予想されています。この寒さに少し身構えてはいますが、むやみに外に出なければ何とかやり…

大寒

2023年1月20日 「大寒や遠くに犬の吠える声」 今日は大寒。暦の通り大変寒い一日になりました。明日、明後日ともう一段寒さが増す予報です。今週末から来週にかけてが今冬の寒さのピークでしょうか。 「寒」を『新版 今はじめる人のための俳句歳時記…

山眠る

2023年1月19日 「空覆う厚き雲あり山眠る」 今日の季語は「山眠る」。『新版 今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフイア文庫)で「山眠る」を見てみました。 「冬山の形容。郭煕(かっき)の語『冬山惨淡として眠るが如し』に基づく。惨淡とは…

冬枯

2023年1月18日 「冬枯やコロナが攻めるまた攻める」 昨日の岡山県の新型コロナによる死者は過去最高の20人。第8波もあなどれません。もうそろそろピークアウトして欲しい。そのためには引き続きのワクチン接種とさらなる予防の徹底です。この波が…

冬霞

2023年1月17日 「野猫待つ夜明けの道や冬霞」 今朝の散歩道は冷えました。遠くに見える山のふもと付近に霞のようなものが漂っていました。目に見えない空気の層があるのでしょう、霞は横に広がっても上下には移動しません。よくよく見ると霞ではなく…

寒月

2023年1月16日 「目疑う電気料金寒月夜」 電気会社から請求書がきました。値上げは分かってはいたものの、実際の数字を見てびっくり。去年より倍以上高い請求額です。我が家は屋根に太陽光パネルを置いて蓄電器に昼間は電気をためていますが、日射し…

春めく

2023年1月15日 「春めくや快走少女都大路」 今日開催された全国都道府県対抗女子駅伝。3区を走った岡山・津山鶴山中学3年のドルーリー朱瑛里(しえり)選手は、17人抜きの区間新記録。テレビで見ていてその走りにびっくりしました。先日の全国高…

初電話

2023年1月14日 「初電話友が一人で暮らす町」 今年最初の電話をしたのは実は1週間前。少し遅れての俳句です。普段電話が嫌いな私は、スマホを使っていても電話はあまり使いません。電話がかかってきても知らない番号の場合は出ません。こんな私です…

冬日向(ふゆひなた)

2023年1月13日 「レストランから絵の依頼来て冬日向」 昨日私製カレンダーを差し上げた農家レストランのオーナーさんからレストランの全景スケッチを描いてほしいとの依頼を受けました。レストランに飾るそうです。これまでも絵の依頼を受けたことは…

冬うらら

2023年1月12日 「冬うららミックスピザの食べごたえ」 今日の季語は「冬うらら」。今朝は零下の気温でしたが、昼はうららかな春のような暖かさなりました。このまま春というわけにはいかないのでしょうが、冬にこんな暖かい日があると気持ちがほっと…